分科会

8月13日(水)9:30〜14:00


第1分科会【問題解決】 2号館1階 2102教室
(1) 教科「情報」での進路学習
東洋大学附属牛久高等学校  篠田 剛史 07-1-1.pdf  発表スライド:07-1-1s.pdf
(要旨) 昨年度の情報の授業においてプレゼンテーションの内容として附属大学の学部・学科について調べ発表するという内容を行った。これは、プレゼンテーション能力の育成だけでなく、進路に対して少しでも関心を持ってもらいたい、何か目標を持って高校生活を送ってもらいたいという狙いも含まれる。今回はこの授業実践の報告をしたいと考える。

(2) 図書室を利用したデータベース学習
大阪府立寝屋川高等学校  野部 緑 07-1-2.pdf  発表スライド:07-1-2s.pdf
(要旨) 図書室の学習利用というと調べ学習などが多いが、貸出システムそのものを見ることでデータベースのスキーマ設計に取り組みをするという学習を考えた。そのことについて報告する。

(3) iBooks Authorを使って研究旅行の学びを電子書籍化する
和光学園 和光高等学校  小池 則行 07-1-3.pdf  発表スライド:07-1-3s.pdf
(要旨) 本校2年次10月に実施される研究旅行での学びをiBooks Authorをつかって電子書籍としてまとめた、選択情報の授業実践報告

———————————— 休 憩 ————————————

(4) コミュニケーション能力を養う「情報」
大阪府立柴島高等学校  坪内 誠道 07-1-4.pdf  発表スライド:07-1-4s.pdf
(要旨) 情報の授業ではコミュニケーション能力の必要性があげられている。では、具体的にどのようにしてコミュニケーション能力をするのかその方法について考えてみた。

(5) 自給自足の情報モラル教育(問題解決型情報モラル指導)
神奈川県立川崎高等学校  鎌田 高徳 07-1-5.pdf  発表スライド:07-1-5s.pdf
(要旨) 情報モラルの単元において、これまでに起こった事例を元に学習しようとしても、生徒たちにとっては自分たちから遠い出来事のように捉えてしまいがちである。 そこで、自分たちの情報機器の活用が生活にどのように影響しているか仮説を立て、アンケート調査・分析を行い発表し合うことで自給自足の情報モラル教育が行えないか試みた。

(6) 「グループで行う問題解決」実践報告
東京都立町田高等学校  小原 格 07-1-6.pdf
(要旨) 新学習指導要領「情報の科学」において「情報通信ネットワークと問題解決」とし、年度末に15時間の総合的な実習を行った。ここでは、従来の情報Aと比較しながら、どのように問題解決実習を進めてきたかを簡単に報告する。

———————————— 昼 食 ・ 休 憩 ————————————

(7) 「水の分配」教材を使った問題解決学習の授業実践
大阪府立東百舌鳥高等学校  稲川 孝司 07-1-7.pdf  発表スライド:07-1-7s.pdf
(要旨) ボーランド・ジャパンが提供している教材の中から「水の分配」教材を選び、問題解決学習の単元で授業を行った。協働学習の手法を取り入れ、他者の視点からも探求型の問題を考え、問題を明確化する過程で必要なデータを分析し、統計データから自分の必要なデータを取り込み、数値の意味を考えながらエクセル上で計算式を作っていくことが、思考力、判断力、表現力を育て、問題解決能力の向上に結びついている。

(8) 簡易な統計グラフポスターの制作を通した問題解決の指導
千葉県立柏の葉高等学校  滑川 敬章 07-1-8.pdf
(要旨) 「社会と情報」の問題解決の単元で,簡単な統計グラフの制作を取り入れた授業を実施した。A3用紙1枚のポスターの中に,自らが設定した問題について,問題解決の流れを文字・図解・グラフ等で表現させ,解決方法を提案させた。制作したポスターはグループ内で発表・相互評価を行い,解決案の評価・改善に取り組ませた。


第2分科会【教材の紹介】【教材の開発】 2号館1階 2103教室

(1) 情報の科学、やりませんか?
東京都立立川高等学校  佐藤 義弘 07-2-1.pdf  発表スライド:07-2-1s.pdf
(要旨) 「情報の科学は難しいから」と避けてしまわず、中堅校でも情報の科学をやりませんか?適切な目標を定め、教材を少し工夫すると、そんなに難しいことではありません。 プログラミングやデータベース、モデル化とシミュレーションなど、”難題”にどう取り組むか実践事例を含めて紹介します。

(2) シミュレーション 今更ながらモンテカルロ法(1次元~4次元球まで)
千葉県立船橋東高等学校  泉水 清和 07-2-2.pdf
(要旨) モデル化とシミュレーション 「情報の科学」授業実践: モンテカルロ法を用いて今更ながら1次元から4次元球まで計算してみる。

(3) 10年目のHTML
仙台市立仙台青陵中等教育学校  上杉 茂樹 07-2-3.pdf  発表スライド:07-2-3s.pdf
(要旨) もう10年以上になるが、少しずつ変化を加えながらHTMLを指導してきた。この過程で得られた知見に、近年の生徒の傾向を加えて報告する。エディタとブラウザで学べるHTMLの学習を再考したい。

———————————— 休 憩 ————————————

(4) ユーザインターフェイスからの展開
山口県立岩国高等学校  山下 裕司 07-2-4.pdf  発表スライド:07-2-4s.pdf
(要旨) 年間授業の展開において導入部分にユーザインターフェイスを中心に置いてみました。スキルのための実習から内容指導への流れができました。

(5) ブレッドボートとICを使った簡易教材で学ぶ論理回路の仕組み
東京都立三鷹中等教育学校  能城 茂雄 07-2-5.pdf  発表スライド:07-2-5s.pdf
(要旨) 「情報の科学」のカリキュラムの中には、コンピュータの構造と動作について理解させる単元がある。その多くは 2 進法など、コンピュータ内部で取り扱うディジタルデータを理解させるための基本理論のほかに、演算のしくみを学習する目的で「論理回路」を単元として取り上げている。「論理回路」の単元では、基本的な 3 つの回路「AND 回路」「OR 回路」「NOT 回路」の演算の特徴を学習し、真理値表を用いて、入力された値から結果としてどのような値が導かれるのか確認を行う。しかし、机上の理論だけでは、コンピュータの内部では実際にどのように働いているのかイメージがつかみにくい。そこで、我々は実際に体験を通して、回路の仕組みを学習できるような教材を考えてきた。本稿では、なるべく授業時間をかけずに、簡単な仕組みで論理回路の構造について学習する教材を開発し、実際に授業で実践した内容についての報告である。

(6) 学校設定科目DTMにおける指導の実際と可能性
沖縄県立嘉手納高等学校  長堂 忠司 07-2-6.pdf
(要旨) 前年度紹介した学校設定科目「DTMI」「DTMII」について、今回は作曲を実演する。また、実際の指導内容及び評価方法を紹介するとともに、教科「情報」と芸術・音楽との垣根についての考察を紹介したい。

———————————— 昼 食 ・ 休 憩 ————————————

(7) 協働的な学びを促進するタブレットPC向けデジタル教材の開発
東京学芸大学附属高等学校  森棟 隆一 07-2-7.pdf
(要旨) 本研究では協働学習の中から「学習者用デジタル教材」の開発を実施する。与えられたコンテンツではなく、学習者自身がデジタル教材を開発していくことは、主体的に学習に取り組む態度の育成のみならず、自ら課題を発見し解決する力、他者と協働するためのコミュニケーション能力、物事を多様な観点から論理的に考察する力などをはぐくむと考えられる。そこで、学習者自身が協働的な学習の場面から生み出していく「学習者用デジタル教材」をデータベース化して集積・共有していく方法について研究を行った。


第3分科会【実践と提案】 2号館1階 2106教室
(1) 情報を批判的に読み解き、自分の考えを再構築する学習の方策を探る
鳥取県立鳥取工業高等学校  中林 正樹 07-3-1.pdf  発表スライド:07-3-1s.pdf
(要旨)  近年、本校の卒業生が活躍する工業界では、技術力ともにコミュニケーション能力が求められている。このコミュニケーション能力を育成するため、「知識構成型ジグソー法」を参考に、情報を批判的に読み解き、自分の考えを再構築する学習展開を考えた。この学習展開は、自分と同質の考えを強化し、その後、異質の考えと出会うことにより、自分の考えを再構築するものである。この学習を実践し、その効果を考察した。

(2) 学習意欲を高める題材により、思考力、判断力、表現力の育成
神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校  三井 栄慶 07-3-2.pdf  発表スライド:07-3-2s.pdf
(要旨) 本校は平成26年度国立教育政策研究所教育課程研究センターの「教育課程研究指定校事業」の指定を受け、教科「情報」の授業の中で、どのように学習意欲を高め、思考力、判断力、表現力の育成に取り組んでいくか研究を行っていく。本校が7月までに取り組んだ実践および今後の展望を報告できればと考えています。

(3) アクティブラーニングに向けた高校の実践からの提案
帝京大学大学院教職研究科  荒巻 恵子 07-3-3.pdf  発表スライド:07-3-3s.pdf
(要旨) 文部科学省(2012)は、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称としてアクティブ・ラーニングを定義し、高等教育の学部学生を対象とした新しい学習形態に期待している。従来の講義型と違い、ディスカッションやディベー トといった双方向の講義、演習、実験、実習や実技等を中心とした授業への転換によって、学生の主体的な学修を促す質の高い学士課程教育が求められている。そこでディスカッション、ディベートといった高校情報科の授業実践から、アクティブ・ラーニングに向けた提案をする。

———————————— 休 憩 ————————————

(4) 横浜サイエンスフロンティア高校における情報教育の実践報告
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校  佐野 和夫 07-3-4.pdf
(要旨) 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校(単位制理数科)は平成21年4月の開校から5年が過ぎた。ここでは、理数科の情報科目「理数情報(学校設定科目)」のカリキュラムの変化、大学・企業の科学技術顧問と連携したサイエンスリテラシーやサタデーサイエンス、サイエンスイマージョンプログラム、SSHなどの特色ある教育プログラムの中で行ってきた情報教育の実践を報告する。

(5) 基礎情報学で情報教育を刷新するーSGHアソシエイト校での実践からー
京都市立西京高等学校  藤岡 健史 07-3-5.pdf  発表スライド:07-3-5s.pdf
(要旨) そもそも情報とは?コミュニケーションとは?メディアとは?既存の情報科学との関係は?――これらを一気に整理・解決し,未だ体系化が十分でない高校情報科を刷新する力を持つのは基礎情報学に他ならない。一般には難解とされる基礎情報学を授業に取り入れ,グループワーク等のアクティブラーニングの手法を用いた実践をSGHアソシエイト校で行った。本発表では,昨年度から今年度にかけて行った授業実践の内容と生徒の意識変容について述べる。

(6) 「情報」を大学受験教科にするために高校側ができること
愛知県立瀬戸北総合高等学校  田中 健 07-3-6.pdf  発表スライド:07-3-6s.pdf
(要旨) 情報は受験教科ではない――1・2年次に2単位、情報が息抜き教科的な位置付けになっている現状、無理からぬことであろう。その他にも、教科「情報」が一般的な受験教科になるため障害は多々見受けられる。しかし、情報学を志す者、情報の素養を持つ者、高校3年間情報を学び続けた者が、受験において蔑ろにされるのは教育的とはいえない。そこで、情報入試を一般化するために、高校の現場レベルでできることを考えてみたい。

———————————— 昼 食 ・ 休 憩 ————————————

(7) 知財教育の高大連携
三重県立津商業高等学校/三重大学  世良 清 07-3-7.pdf
(要旨) 新学習指導要領では、高校では、教科情報をはじめ複数の教科で「知的財産」が取り入れられた。一方、大学でも、教養教育での知財教育が動き出している。報告者は、高校と大学でそれぞれ、知財の授業を展開した。そこで得られた知見から、知財教育の高大連携について報告する。

(8) 高大の教員で共に作り上げる高大連携授業
大阪成蹊女子高等学校  宇野 美和 07-3-8.pdf
(要旨) 本校は5年前から併設大学2学部・短期大学4学科と高大連携の取り組みを行ってきた。その多くは大学教員による出張講義や大学の授業を体験するといった大学の教員だけがその時間の学びを提供するものであった。そのような高大連携が多い中で、昨年度は高校2年生の履修科目「情報演習」において、併設大学マネジメント学部の教員と共に作り上げ、学びを提供する高大連携授業を行った。


第4分科会【実践事例】【情報モラル】 2号館1階2107教室
(1) 平成26年度情報科導入テスト実施報告
横須賀市立横須賀総合高等学校  石井 徳人 07-4-1.pdf  発表スライド:07-4-1s.pdf
(要旨) 平成17年より実施している神奈川県高等学校教科研究会情報部会平成26年度情報科導入テストの実施結果と分析について報告します。

(2) 「社会と情報」の授業を変えよう
大阪府立りんくう翔南高等学校  千葉 緑 07-4-2.pdf
(要旨) 本校の「社会と情報」の授業は実習中心の授業になっており、実習で身に付けた能力は進学・就職先では欠かせないものとなっている。しかし、携帯電話やSNS等の問題が多く取り上げられることが多くなった今、情報モラル教育を始めとした座学を取り入れた授業展開を行うことは必要不可欠である。そのため本稿では「社会と情報」の授業をどのように皆さんと意見交換する場としたい。

(3) プレゼンテーションとWebサイト作成の指導例
千葉県立八千代東高等学校  谷川 佳隆 07-4-3.pdf  発表スライド:07-4-3s.pdf
(要旨) 前任校の選択情報で、前半にプレゼンテーション、後半にWebサイトを主に指導をしました。2単位の中でこの2つをどのように指導したかを紹介します。

———————————— 休 憩 ————————————

(4) 1時間でできる情報モラル教育
東京都立石神井高等学校  小松 一智 07-4-4.pdf  発表スライド:07-4-4s.pdf
(要旨) 昨年度から実施している1時間でできる情報モラル教育の実践事例。 生徒にとっても身近に感じることのできる内容での実践事例です。

(5) 不適切な投稿問題からの情報モラルの授業
聖母被昇天学院中学校高等学校  岡本 弘之 07-4-5.pdf  発表スライド:07-4-5s.pdf
(要旨) 昨年話題となったSNSにおける不適切投稿事件を題材に、ネット上で個人情報が特定されるしくみや情報発信のあり方を生徒に考えさせる情報モラルの授業を実践した内容を報告します。

(6) LINE等のソーシャルメディアに関する指導について
埼玉県立草加高等学校  鶴見 美子 07-4-6.pdf  発表スライド:07-4-6s.pdf
(要旨) 若者がFacebookやTwitterなどで非常識な行動を起こし社会問題になるという事件が多発した。「やってはいけないこと」と当然わかるような行為を安易にしてしまう若者たちにどのような情報モラルの指導をしたらよいのか授業実践を報告する。

———————————— 昼 食 ・ 休 憩 ————————————

(7) ネットを賢く使おう!!高校生の取り組み
羽衣学園高等学校  米田 謙三 07-4-7.pdf  発表スライド:07-4-7s.pdf
(要旨) ~考えてみよう! 情報モラル・情報リテラシーの5W1H~ === 熟議の手法を活用し、高校生視点で情報教育を提案===全国5会場で2回ずつ「リアル熟議」を実施。

(8) モラルジレンマを活用した著作権教育の実践
東京都立江北高等学校  稲垣 俊介 07-4-8.pdf  発表スライド:07-4-8s.pdf
(要旨) 著作権教育は情報モラル教育の一つとして実施されている。情報モラル教育は二つの側面があり,一つは情報安全教育,もう一つはモラル教育である。今回発表するモラルジレンマを活用した著作権教育は後者である。情報社会の急速な変化により著作権の考え方は変化を続けており,法改正が追いつかないという現状がある。そのため,一人一人のモラルの向上こそ著作権教育に求められていると考え,その教育実践と考察である。