ポスターセッション および 企業展示

ポスターセッションおよび企業展示を同じ時間帯で行います。ポスターセッションだけでなく、ぜひ企業展示にもご参加くださいますようお願い申し上げます。

ポスターセッション

ポスターセッションの発表タイトル、発表者および発表要旨の一覧は、以下のとおりです。

P-1 高校教科「情報」の来歴と未来

工学院大学附属中学校・高等学校  中野 由章    発表資料

高校教科「情報」は、2003年度施行の学習指導要領で新設された。その後、2013年度施行と2022年度施行の学習指導要領で改定され、今年度から共通必履修科目「情報Ⅰ」が実施されている。また、その発展的選択科目「情報Ⅱ」が来年度から実施される。さらに、2025年の大学入学共通テストで「情報」が出題され、国立大学の入試で原則課されることとなる。新設されてから約20年を経て、大きな変化の見られる高校教科「情報」の来歴を整理するとともに、未来の展望、あるべき姿、解決すべき課題等について参加者と議論する。

P-2 共通テスト対策用の予想問題の作成

埼玉県高等学校情報研究会 研究委員会

共通テストに向け研究委員会にて予想問題を作成した。
各学校で受験対策を行う上で、必要となる4つの分野から作成を行った。これをもとに受験に対応できる確かな知識をしっかりと身につけさせたい。

P-3 情報科教科書に現れる用語の変遷
   ー情報ABCから情報Ⅰー

電気通信大学  赤澤 紀子      発表資料

2003年から開始された普通教科情報科は、情報A、B、Cの選択必履修から始まり社会と情報と情報の科学の選択必履修を経て、2022年実施の新学習指導要領では情報Ⅰ(必履修2単位)と情報Ⅱ(選択2単位)となった。情報科で扱う内容は、進歩の速い情報化社会を生き抜くための知識技能、思考力判断力を養う必要があり、普遍的な内容とその時代に即した内容が盛り込まれていると考えられる。発表では、教科書の用語に着目して情報科で扱う用語の変遷についてまとめる。

P-4 高校生がWeb上のデータをスクレイピングするWebAPIの提案

四天王寺大学  本多 佑希

新課程の情報科で扱われるデータ分析とプログラミングを結びつけて学ぶためのツールを提案する。
データ分析を授業で扱う際には、Webで公開されているオープンデータを使うことが考えられるが、それらは必ずしもプログラムから扱いやすい形になっていないため、生徒が探したデータをプログラム上に取り込んで使うことは容易ではないという課題があった。
そこで本論文では、Web上の多様な形式で公開されているオープンデータから表を自動で抽出・整形するスクレイピングAPIを紹介する。

企業展示

以下の企業展示を行っております。(株式会社等を除く五十音順で掲載)
企業展示については、下記の紹介文を参考にご参加ください。

アシアル株式会社

JavaScriptに加えてPythonにも対応!
プログラミング実行環境はやっぱり『Monaca Education』ぷよぷよプログラミングやアプリ制作でお馴染みのMonaca EducationがPython言語にも対応しました。新機能の課題提出(Web公開)と併用すればスマスク端末などによる課題提出もスマートに行えます。二学期からのプログラミング実習にご活用頂けるMonaca Educationをご紹介致します。なお、SQL言語の実習にも対応しています。

株式会社技術評論社

技術評論社は創立51年を迎える理工系の出版社です。機械工学の専門出版から出発し、日本のコンピュータ業界の黎明期にいち早くこの分野の出版物を世に送り出し、現在では多くの読者から厚い信頼をいただいております。
毎年400点以上の書籍を発行しておりますので、テキストをお探しの際はぜひ弊社の刊行物をご覧ください。

株式会社ザ・ネット

形態素解析エンジンで日本語を分解し、その結果から、文章表現をチェックします。読み易い文章とは、分かり易い文章とは、生徒が自学できる文章向上ソフト「SAI」。
小テスト、定期テストをWEBで!テストができます。勿論、独自問題でも自動採点自動集計する「Tesign」。
今年も全国大会で、オンライン企業展示・動画配信にてご紹介いたします。

Sky株式会社

■授業支援システム SKYMENU Cloud のご紹介
高等学校においても1人1台のタブレット端末が広がっておりますがSKYMENU Cloud(タブレット端末を利用した主体的・対話的で深い学びに向けて授業内外における学習活動の支援や校内の情報共有を促進する様々な支援機能搭載)を専任のインストラクターがわかりやすくご説明致します。ぜひ弊社の企業展示にお気軽にお立ち寄りください。

ソフトバンク株式会社

「AIってなに?」と聞かれて答えられますか?
今、目の前にいる生徒たちは激動のAI時代を生き抜いていくことになります。そこで、AIを使って時代を創る側になるのか、あるいはAIに使われる側になるのか。
AIのことを知り、AIを使いこなす人になるために学ぶチャンスを設けるのは、情報教育に携わる皆さまではないでしょうか。
ソフトバンクでは、AI活用人材を育成する教育プログラム「AIチャレンジ」を用意しましたので、ぜひご覧ください。

株式会社 東京化学同人

プログラミング教育に対応する教員、学生に役立つ教科書・参考書を刊行しています。ビギナー向けの「13歳からのPython入門」から、世界的に評価の高い「ダイテルPythonプログラミング」まで、難易度の異なるタイトルを揃えております。また、天才プログラマーのタンメイ・バクシ氏が次世代言語として注目されるJuliaを解説した「Julia超入門」など、AI時代に必須の基礎的・実践的な能力を養える本を取り揃えています。

株式会社ベネッセコーポレーション

「情報Ⅰ」時代の情報活用能力を育成・測定する学校向けソリューションのご紹介

教える内容の増加・高度化や、共通テストでの実施などでも注目を集める「情報Ⅰ」。今回は、「情報Ⅰ」の授業支援教材『Pスタディ』と、「情報Ⅰ」で育成される情報活用能力を測定するアセスメント『Pプラス』について、高校現場の声やフィールドテストの結果も交えながらご紹介いたします。商品についての概要等は、次のサイト(https://www.p-pras.com/)にございます。ご質問等あればお越しください。