ポスターセッション

1 ワークショップの紹介
千葉県立八千代東高等学校 谷川 佳隆
(要旨) クラス開きやグループ活動をする前に、自然にコミュニケーションが取れるように、ワークショップで問題解決をすることを取り入れた例を紹介します。

2 知財教育の高大連携
三重県立津商業高等学校/三重大学 世良 清
(要旨) 新学習指導要領では、高校では、教科情報をはじめ複数の教科で「知的財産」が取り入れられた。一方、大学でも、教養教育での知財教育が動き出している。報告者は、高校と大学でそれぞれ、知財の授業を展開した。そこで得られた知見から、知財教育の高大連携について報告する。

3 レトロPCは情報教育の夢をみるか
神奈川県立鎌倉高等学校 柏木 隆良
(要旨) 1980年代のPCの再構成・動作により、基本から理解する情報科学の実践的な教育につなげます。

4 情報モラルに関する映像教材と、その活用例
千葉県立成田北高等学校 浅見 智峰
(要旨) 千葉県が作成した情報モラルに関する映像教材を、授業で使った際に得たフィードバックを交えつつ紹介します。全国の先生方からもっとこうしたら良いのではないか?などのご指導を頂ければと思います。

5 情報モラル絵本のテーマの変遷について
大阪府立寝屋川高等学校 野部 緑
(要旨) 情報モラルを身近に感じてもらうために、プレゼンテーションソフトによる絵本(漫画)作成を行っている。ここ数年のネットやケータイの環境に伴い、生徒の取り上げるテーマも変わってきた。それらについて報告する。

6 コミュニケーション力を育てる情報科の授業
聖母被昇天学院中学校高等学校 岡本 弘之
(要旨) 情報科の選択科目において、話し合うことや伝えることを重視し、コミュニケーション力を育成することをねらった1年間の授業カリキュラム・実践内容について報告します。

7 データで見る高校生のコンピュータ活用 ~10年間の変遷
東京都立町田高等学校 小原 格
(要旨) 本校では、教科情報がスタートした2年目の2004年より、入学直後の生徒のコンピュータ利用に関するアンケートを継続的に行っている。これらのデータから、10年間で生徒の様子がどのように変わってきたのかを簡単に考察する。

8 協働学習システムを作成してみました。
沖縄県立石川高等学校 渡慶次 順太
(要旨) 生徒一人ひとりの考えを文字や画像、動画、イラスト、○×の選択肢…。などで意見として登録し全員で共有、比較、検討できるサイトを作成しましたので、そのシステムの紹介をしたいと思います。

9 3次元コンピュータ・グラフィックスの基礎・基本を学ぶ実習教材の利用と課題 -Python Computer Graphics Kit-
東京都立つばさ総合高等学校 横枕 雄一郎
(要旨) 学校設定科目「情報演習」においてコンピュータ・グラフィックスを学ぶ実習教材を紹介する。Python Computer Graphics Kitを利用し3DCGの様々な基礎・基本を理解し、RenderMan Standardに準拠したオープンソースにおいてRenderingを行う。

10 仮想化ソフトウェアによる個人サーバを利用した授業の提案
千葉県立柏の葉高等学校 沼崎 拓也
(要旨) PCの性能向上によりPC教室において生徒が仮想化ソフトでサーバを立てることも不可能ではない。そこで,授業内に仮想化サーバを構築するための作業量の検証を行い,また一人一台サーバという環境が,教科「情報」でどのように活用できるかを考察する。なお仮想マシンの構築にはOracleVirtualBoxとVagrantを使用した

11 「二軸法図解を用いた情報の整理と分析」の授業実践報告
茨城県立東海高等学校 阿南 統久
(要旨) 「二軸法図解を用いた情報の整理と分析」の授業を3年間行ってきた。沖縄のお土産や情報モラルの事例について,二軸法図解を用いてマッピングを行うことで整理し,各領域の特徴を表す表題をつけることで分析を行わせてきた。この授業では,グループで意見交換を行い,新たな視点を得ることで自分の考えが深化するプロセスを生徒に体験させることができた。授業内容で配慮した点や生徒の評価方法などについて実践報告を行う。

12 基礎情報学の定着を測る定期考査
基礎情報学研究会・高校教員チーム(京都市立西京高等学校・藤岡 健史、青森県立黒石高等学校・下村 誠、埼玉県立大宮武蔵野高等学校・中島 聡)
(要旨) あらゆる教育にはその効果が期待される。たとえその内容が難しいものであったとしても、具体的な効果を意識し確認しなくてはならない。このことは、抽象的で難しいといわれる基礎情報学を取り入れた授業でも同じだ。今回はこの点に注目し、3つの実践校における定期考査を公開する。実際の定期考査の問題を通して、実践者が期待する具体的な効果と生徒の理解度を検証する。

13 大学情報入試全国模擬試験
情報入試研究会 中野 由章
(要旨) 情報入試研究会は,2012年10月に試作入試問題を公開し,2013年5月に「第1回大学情報入試全国模擬試験」を実施,2014年2月に「第2回大学情報入試全国模擬試験」を実施した。そして,2015年2月に「第3回 大学情報入試全国模擬試験」の実施を予定している。その内容や出題意図や結果などを紹介する。

14 Windows RTでデスクトップアプリを使うための処理システム
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 川原 大輝
(要旨) タブレット端末にインストールされているWindowsRTでこれまでWindowsで使ってきたアプリ(iTunesや秀丸エディタなど)が動くような処理システムを考えました。具体的には、他のPCのWindowsで動かしたデスクトップアプリをWindowsRTでリモート操作します。RDCとは違いアプリ個々でリモート操作できることが特徴です。

15 教職課程の学生によるICT教材作成の実践報告と効果
電気通信大学 教職課程支援室 金子 麦、赤澤 紀子
(要旨) 本学の教職課程では、特別支援学校と連携して、中高の教員を目指す大学生が特別支援学校の児童向けのICT教材作成を行っている。教材作成は、特別支援学校の教員と相談しながら行うため、学生達は実用的なICT教材を作成することができる。作成したICT教材は、特別支援学校の児童・生徒がより楽しく学習する効果だけでなく、大学生にも教育の情報化を実体験できる機会になっている。本発表では、この実践報告と効果についての考察を行う。

16 タブレットが可能にしたことと、次なる活用法について
大阪成蹊女子高等学校 宇野 美和
(要旨) 昨年度から本校の特進コースではiPad miniを1人1台持つことで様々な取り組みを行った。そのおかげで、教科「情報」以外の側面から情報リテラシー能力が身についた。このことから生徒たちは短期間でタブレットをペンやノートと同様のツールとして使いこなせることが実証された。次にタブレットを効果的なツールとして用いるための試みを提案する。

17 消費者教育を『情報』の授業で実践する。-教科の連携を意識した授業とは-
埼玉県立川越西高等学校 坂本 峰紹
(要旨) 公民科や家庭科というイメージがある「消費者教育」を『情報』の授業で取り組んでみました。情報科だからこそできることが、授業から見えてきました。

18 情報活用の実践力を養うコミュニケーションワーク教材
大阪府立東百舌鳥高等学校 勝田 浩次
(要旨) 教科情報の目標の一つである「情報活用の実践力」は、「課題や目的に応じて情報手段を適切に活用することを含めて,必要な情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し,受け手の状況などを踏まえて発信・伝達できる能力」のことである。この「情報活用」の概念を理解させ、「実践力」を身に付けさせる為に、情報の書かれたカードを用いるコミュニケーションワーク教材を作成して授業を行った。当日はその教材を紹介する。

19 Microsoft OneDriveを活用した教材の共有と提示
石川県立金沢向陽高等学校 林 道雄
(要旨) Microsoft OneDriveを活用した教材の共有と提示について